川上英佑プロが越前エリアの秋アオリイカを攻略!!
越前エリア
越前海岸エリアは、岩礁帯が多いので荒れたとしても濁りが入りにくく、地形が入り組んでいるのでイカのストック量が多いのが特徴です。
しかし、東尋坊より北は流入河川の影響で濁りが入ります。
なので、東尋坊よりも北エリアは明るいカラーや金テープ、ネオンブライトのグリーンなどがおすすめで、越前海岸エリアはネオンブライトのブルーなどのナチュラルなカラーがおすすめです。
秋エギング
秋のエギングで基準となるのは3号です。
そこから水深が浅い場合はシャロー 3.5号、水深が深い場合はベーシック 3.5号にローテーションします。
岩の点在エリア
岩が点在しているエリアは、スリットや小さな湾にもイカが居ることがあります。
なので、アンダーハンドでアプローチしてしっかりと誘うのがおすすめです。
また、ある程度水深がある場合は沈めてもいいですが、基本的に根掛かりのリスクを減らすのと手早く探るために中層をメインに狙うのがおすすめです。
しかし、この場合はエギのアクションを大きめにします。
岩と岩の間
岩と岩の間はフルキャストして攻めたいですが、外洋に面しているポイントでは潮が早いので、どちらに潮が向いているのかを把握してからキャストしなければ、ラインが潮に乗って沈んでいる岩のエッジに擦れて切れてしまいます。
なので、岩が点在しているエリアでは、アンダーやサイドキャストでイカが着いているピンスポットを狙う方が、効率良く狙うことができます。
磯
沖磯で多い足元から沖に向かってテーブル状の岩が伸びており、対岸にも岩があり立っている岩の間に水深があるポイントでは、普通に攻めるとエギが根掛かりしてしまいます。
なので、キャストする前にまず通しやすいコースを決めるのが重要です。
この時にコース以外にも立ち位置を高くして、ラインの角度を付けるのも重要です。
こうすることで、自身から離れた位置に存在するブレイクでもロッドを立ててラインの角度を付けることで、根掛かりを回避しながら攻めることができます。
秋の湾でおすすめのエギ
大きな湾は外からイカが入って来て溜まりやすいのが特徴で、大きな群れが入っていると連続でヒットすることもあります。
このような場所では3号を使うよりも飛距離を伸ばすことができる3.5号がおすすめです。
また、3.5号はボディが大きいので広範囲のイカにアピールすることができます。
開けたエリア
開けたエリアでは、キャストしてアタリがなかった場合は同じ場所にもう一度キャストするのではなく、一投一投違う場所にキャストするのが釣果を上げるコツです。
また、墨が流れに乗ってイカに警戒心を与えてしまうので、狙う順番は湾奥から沖向きに狙うのがおすすめです。
しかし、潮目は無くなってしまうので、潮目が出来ている場合は潮目を重点的に狙います。
沖磯で必要な物
沖磯では『ライフジャケット』『スパイク』『帽子』『偏光グラス』などの基本装備をしっかりと準備してからチャレンジしてくだいさい。