テンリュウ/ルナキアLK532S-ULS
ルナキアLK532S-ULS
ルナキアシリーズの中で最もショートレングスで、エキスパート向けのモデルがこの『ルナキアLK532S-ULS』です。
アンダー1gのジグ単を自由自在に扱うことが出来るのが特徴で、その短いレングスによって近距離戦を得意としています。
喰わせに長け、掛ける釣りにも長けたジグヘッドの良さを最大限に引き出すことができるロッドです。
レングス
既存のLK582S-LSは、蔵野プロが提唱しているボトムにいる活性の低いアジに口を使わせる”居食いのバイト”で使用する目的のために作られたロッドでした。
よりジグヘッドを突き詰めた場合、5フィート8インチよりも短いレングスの方が操作性が向上します。しかし、4フィート台だとティップセクションを長く作ることができないのでアタリを感じることができません。
なので、このLK532S-ULSは搭載されたソリッドティップを最も活かせる5フィート3インチというレングスが採用されました。
近距離戦
5フィート3インチというレングスは、5フィート8インチや6フィート3インチといったレングスと比べるとどうしても飛距離は落ちてしまいます。
しかし、このLK532S-ULSはアンダー1gのジグヘッドを接近戦で使用することを想定して作られています。
そんなアンダー1gのジグヘッドをキャストできる距離は概ね30m以内です。
なので、LK532S-ULSは飛距離30m以内、水深10m以内の釣りであれば、どのような潮の動きなのか、吸い込みバイトなのかついばんだバイトなのかを全て1本で判断できるように作られています。
ブランクス
アクションを加えている状態では基本的に先調子ですが、掛けてからはベリーからバットにスムーズにパワーが移行して、魚の引きをいなしてくれます。
このスムーズなパワー移行によって、ショートロッドながらにバラシが少ないのが特徴です。
絶対感度とテンション感度
魚からの明確なバイトをしっかりと手元に感じることが出来るのが”絶対感度”です。
潮の流れや魚のバイトの前触れを感じるのが”テンション感度”です。
ルナキアシリーズは共通して、この”絶対感度”と”テンション感度”を感じることに長けており、それによって海の状況を的確に把握することができます。
ジグヘッドウェイト
LK532S-ULSは0.6~0.8g前後のジグヘッドを快適に扱うことが出来ます。
LK582SとLK632Sとの違い
LK582Sは上記したように居食いに特化したロッドで、LK632Sは攻撃的な掛け調子のロッドです。
このLK532S-ULSはジグヘッドを如何様にも操ることができて、積極的に掛けに行くこともできれば、スローに引く釣りも展開できる、ジグ単の全ての釣りを網羅したモデルです。
使用ライン
このLK532S-ULSで使用するラインはモノフィラメントに限定しています。
これは、アンダー1gのジグ単の釣りで浮力の高いPEラインを使うと潮に噛ませたり、潮に乗せた釣りが展開できないからです。
なので、ガイドはモノフィラメントを想定したモノが採用されています。
ルナキアLK532S-ULS スペック
Length : 1.60(5’3″)
PCS. : 2
Action : EXF
Closed Length : 82.5
Lure Wt : Max 1.5g
Line : Max 2lb
PE : –
Rear Grip Length : 145mm
Tip Dia : 0.6mm
Rod WT : 47g
Carbon/Glass : 96/4
Price : ¥34,500
蔵野雅章 タックル
蔵野雅章 アジング タックル
ロッド : ルナキアLK532S-ULS(天龍)
リール : 18ステラ 1000SSSPG(シマノ)
ライン : エステルライン 0.3号+フロロカーボン 4~5lb
ルアー : ジグヘッド 0.75g