家邊克己プロがアジングの基礎を紹介!!
高知のアジング
今年の高知県はアジがたくさん入ったことにより好釣果が見込まれます。
しかし、アジが捕食しているエサがプランクトンなので、あまりジグヘッドを動かさないのが重要です。
なので、風が無い状況ではジグヘッド 0.5gほどを使用します。
アジングと月
月の出が速い時は電灯の効果が薄れるのでなるべく避けるのがおすすめです。
さらに、大潮よりは中潮小潮の方が釣りやすいそうですが、そこまで気にする必要はないそうです。
潮が動くとエサの溜まる所が出来ますが、潮が動かなかったら表層かボトムのプランクトンをアジは捕食しているだけなので、あまり関係ないそうです。(表層とは水深10cmほどだそうです。)
ただ潮が動いているとアジが一緒の方向を向いているので、ルアーを見つけてくれる率は上がります。
場所選び
アジングにおいては灯りが重要と考えられていますが、アジは灯りに寄るのではなく、回遊しながら灯りに寄っているプランクトンを捕食しに来ています。(プランクトンを捕食する小魚も捕食しています。)
なので、灯りがあったとしてもプランクトンがいなければアジを釣ることはできません。
つまり、プランクトンの溜まりやすい場所を探すのが重要ということです。
では、プランクトンの溜まりやすい場所をどのように探すのかというと”風向き”です。
風が吹いていると表層に流れが出来て、プランクトンが風に運ばれます。
その風が行き着く先にプランクトンが流れ着くのでアジも多く集まります。
レンジ
潮と潮がぶつかると沈む潮が起こり、その沈む潮にプランクトンは引き込まれます。(風の流れも影響します。)
しかし、どちらかの潮が弱まると潮の流れが変わるので、プランクトンの居場所が変わってしまいます。
このような理由からアジが急に釣れなくなることがあります。
なので、それらの変化を敏感に感じながらレンジを変える必要があります。
足元
アジは足元にたくさん居る魚種です。
なので、家邊プロは足元から2~3mほど離れて、足元も釣れるようにしていました。
また、アジングは手前から釣るのがセオリーです。
ジグヘッドのウェイトセレクト
ジグヘッドの重さはアジの密度で決めます。
これは、多くアジが居る場合は重いジグヘッドで素早く通過させても、アジが見つけてくれますが、アジが少ない場合に速く通過させても見つけてくれない可能性が高いからです。
なので、アジが少ない場合はゆっくり通す為にジグヘッドを軽くします。
ワームのセレクト
初場所などそこにアジが居るのかがわからない場合は、目立つ大きなワームから釣り始めます。
アジの居場所が分かれば状況に合ったサイズへとシフトしていきます。(アジの喰いが悪い場合はサイズを落とします。)
また、家邊プロはクリアカラーを入れて釣れなくなったらソリッドカラーに変更させているそうです。
フッキングのコツ
ジグヘッドを操っている場合は、常にラインテンションを掛けている状況です。
そして、アタリがあった時はアジの口にジグヘッドが入っている状況です。
なので、アワセる必要はなく何もしないでもオートマチックにアジにフッキングしてくれます。
また、アワセせてフッキングミスしてしまうとアジの群れからジグヘッドが離れてしまうのもフッキングをしない理由です。
掛かりの場所
アジが釣れて上アゴや下アゴに掛かっている場合はレンジがあっている証拠です。
家邊克己 タックル
家邊克己 アジング タックル
ロッド : Advancement FPR-55 Ver.Ⅱ F-tuned(サーティフォー)
リール : イグジスト LT1000SS(ダイワ)
ライン : Pinky 0.2号+ジョイントライン 0.8号(サーティフォー)
ルアー : ザ豆 0.3g+Jr. 1.3インチ(サーティフォー)