池上日明プロがサワラキャスティングゲームを完全解説!!
東京湾サワラキャスティングのルール
サワラキャスティングゲームをボートでする場合は、必ずフックのカエシを潰してバーブレスにしてください。
そして、キャスト時には必ず後方を確認してからキャストします。
メタルシャルダスの特徴
多くのブレードジグは立ち上がりを抑える為に前方重心に作っているので、飛行姿勢が安定せずにラインがフックに絡まることがありますが、メタルシャルダスは後方重心になっているので、飛行姿勢が安定してトラブルが起こりづらいのが特徴です。
さらに、トレブルフックが2つ装備されているので、ファイト中に掛かっているフック以外のフックがアシスト的に魚に掛かってバラしを軽減してくれます。
アプローチ方法
キャスト後はラインを張った状態でロッドを水面に付けて、風でラインが流れるのを防止します。
そして、フェザリング等でラインテンションを掛けながらルアーをフォールさせます。(ラインが風などで流れると隣の人の迷惑や巻き始めに時間が掛かるのでラインテンションを掛けながらフォールします。)
もし、船の進行方向の逆側にアプローチしている場合は、巻きスピードが速くなりすぎないように気をつけながら巻きます。
シーズナルパターンとタックル
8~12月の東京湾ではアクションのしやすいロッドがおすすめです。
2~3月の東京湾口を狙う場合は大きなルアーに大きなフックを使いので、8~9フィートのロッドにPE3号というタックルがおすすめです。
ただガイド船や船宿によって推奨タックルが違うので、事前に確認してから釣行するのがおすすめです。
池上日明 タックル
池上日明がサワラキャスティングゲームに使用しているロッドは、ベリーからバッドに掛けて張りの強い『ジェスター 701XMH-SP(ジャクソン)』です。
サワラキャスティングゲームは大きくキャストすることがあり、飛距離も出したいのでガイドの口径が大きいロッドがおすすめです。
また、グリップエンドが短いと手首だけでファイトしなければならないので、グリップエンドが長いロッドで脇に挟みながらファイトするのがおすすめです。
リールには『ステラ C5000XG』を使用していました。(ハンドルは握り込みやすい丸ノブがおすすめです。)
また、船の進行方向が魚に向かっている場合もあるので、リールは巻取量の多い物がおすすめです。
ラインは『PE 1.5号+ナイロンリーダー 30lb』を使用していました。
ロッドが柔らかい場合やルアーを沈める場合はPE1.2号を使用するそうです。
フロロラインリーダーは硬いので根ズレに強いですが、キャスト時にガイドに絡まってしまうトラブルが起こってしまいます。
なので、ナイロンラインを使用し、且つ長さを半ヒロにしておく事でトラブルを軽減することができます。
おすすめのルアー
サワラキャスティングでただ巻きやディープエリアを攻略するのにおすすめなのが”ブレード系ルアー”です。
誘い出したい場合は”ジャークベイト(ロングミノー)”がおすすめです。
高速巻きでナブラを撃つ場合は”ヘビーシンキングミノー”がおすすめです。