オシアジガーリミテッドスピニング プロのインプレ
オシアジガーリミテッドスピニング
山本プロがこのオシアジガーリミテッドスピニングを使用した感想は「もの凄く強く、疲れにくい、そしてジグを思い通りに操れる操作性がある」です。
このロッドの特性は”超高出力”です。
この特性によって、ジグをシャクった際の重みを全てロッドが吸収してくれて、そのロッドの反発力によってジグをアクションさせることができます。(高反発な材料を使用しているので、操作をしている途中で入力の加減を変えれば、その分がダイレクトにジグに伝わり、ゆっくりした動きや早い動き、弱い動きを簡単に演出できます。)
なので、シャクるのが非常に楽です。
高感度
高弾性素材”M40X”が搭載されているで、アタリがわかりやすいのはもちろんのこと、潮が緩い場合はジグにフックが当たるのが分かるぐらいの感度があります。
また、高感度のロッドは曲げ込むのが怖い感覚に陥ります。
しかし、このロッドは高弾性でいながら曲げられる設計なので安心して魚とファイトできます。
多段テーパー
本来のスピニングロッドはスムーズなテーパーを使用するのが一般的ですが、このオシアジガーリミテッドスピニングには”多段テーパー”と呼ばれる特殊な製法が使用されています。
この多段テーパーによって、高弾性で強い材料を使用しているにも関わらずソフトなティップが搭載されています。(このソフトティップにはドテラをする際にクッションになってくれます。)
テクノロジー
軽く細いロッドはどうしても「ネジレて」「ブレて」しまいます。
しかし、このロッドにはシマノのテクノロジーである”スパイラルXコア”と”ハイパワーX”が搭載されているので、細くてシャキッとしていながら、ネジレやブレを防いでくれています。
フルホールディングシート
リールシートには段差レスの”フルホールディングシート”が採用されています。
このフルホールディングシートは、どのような握り方でもしっかりと持つことができます。
また、フードのポジションをS(6000番以下)、またはL(8000番以上)に設定することでリールサイズの大小にも対応してくれます。
ラインナップ
オシアジガーリミテッドスピニングのラインナップは『S62-1』『S62-2』『S62-3』『S62-4』『S510-5』の5機種です。
山本プロが基準にしている使い分けは、S62-1が40m前後、S62-2が60m前後、S62-3が80m前後、S62-4で100m前後、S510-5で120m前後です。
もちろん、反発力や潮の噛み具合によって番手を上下させます。
また、このオシアジガーリミテッドスピニングは、多段テーパーになっているので、リールのギア比を変えることで曲がる場所を変える事ができます。
オシアジガーリミテッド ベイト B62-5&B62-6 プロのインプレ
オシアジガーリミテッド ベイト B62-5&B62-6
オシアジガーリミテッドのベイトモデルに5番パワー、6番パワーが追加されます。
このリミテッドシリーズは、感度とロッドの戻りに拘って作られているので、スピニングモデル同様にジグとフックが当たる感覚が分かるほど高感度に作られています。(歯のある魚なのかどうかが分かるほどです。)
さらに、ロッドの戻りに拘って作られているので、スピーディーに誘うことができます。
カーボンシェルグリップ
このB62-5&B62-6にももちろん”カーボンシェルグリップ”が搭載されます。
おすすめの使い方
オシアジガーリミテッド ベイトは、高感度なロッドなので中深海ジギングにおすすめです。
B62-5は、沖縄や高知の水深150m前後のカンパチや底物、中深海のアカムツにおすすめです。
B62-6は、水深200m前後のカンパチやイシナギ、大型のマハタ、金目鯛を狙うのにおすすめです。