渡邉長士プロが西湘サーフアジングを解説!!
サーフアジング タックル
渡邉プロがサーフアジングに使用しているロッドが『月下美人 AIR AGS AJING 710L/M-T』です。
ラインは『UVF月下美人 デュラセンサー+Si2 0.4号』+『月下美人 フロロリーダー 2.5号』を使用。
そこにキャロライナシンカー or フロートを取り付けて、そこから80cm~1mほど『月下美人 フロロリーダー 3号』を介して、その下に『月下美人 フロロリーダー 1.5号』を取り付けます。
このように2段階にラインシステムを構築することによって、シンカー周りのラインを太くすることが可能なので、キャスト時に絡みづらくラインブレイクを抑えることが可能です。(ルアー側のラインを細くすることができるのでルアーのアクションを損ないません。)
ルアーには『月下美人 SWライトジグヘッドSS』+『月下美人 アジングビーム バチコンカスタム 2.2インチ or 3インチ』を使用していました。
サーフアジングで使用するワームは、一般的なアジングで使用するワームよりもやや大きなサイズがおすすめで、ジグヘッドのフックは大きくて強いモノがおすすめです。
サーフアジングでのアクション
まず、フルキャストしてルアーを遠投します。
そして、表層をただ巻きします。(1秒ハンドル一回転ほど)
もちろん、時折シェイクを入れてアピールさせるのもおすすめです。
しかし、サーフに接岸するアジはエサを食べに来ているので、小難しいアクションはいりません。
もし、表層でアタリがないのであればカウントダウンして、レンジを下げて行きます。
西湘サーフは波打ち際にファストブレイクが存在しており、そのブレイクにアジが居ることが多いので、そこを丁寧に攻めるのが重要です。
河口付近の狙い方
30cm以上の大型のアジは魚食性が強くなるので、ベイトが多い河口付近はおすすめのポイントです。
そんな河口でおすすめの狙い方が”バックドリフト”と呼ばれる狙い方です。
バックドリフトとは、河口がある場所は離岸流のように沖向きに流れが形成されているので、その沖向きの流れにリグを乗せて沖にリグを運ぶ狙い方で、このようにリグを流れに乗せることによって、流されているベイトフィッシュをイミテートすることができます。
また、河口は川から砂が流れているので、河口の周辺は遠浅になっていることが多いです。
つまり、狙うべきブレイクが遠くに位置しているということなので、上記のバックドリフでリグを流す釣り方が有効になります。
時合い
サーフアジングでも時合いはやはり”夜”です。
しかし、基本的に大型のアジは沖に居るので、沖から沿岸に差してくるまでにタイムラグがあります。
なので、しっかりと暗くなってからが時合いになります。