フルスロットル190F プロのインプレ
フルスロットル190Fの生まれた背景
今年で田代プロがノンストップジャークをやり始めて4年が経っており、フルスロットル240Fが発売されてからは約1年が経っています。
そんなフルスロットル240Fを使い込んでいると240Fではカバーしきれない状況がありました。
そこで、少しダウンサイズしたモノが欲しいということで、このフルスロットル 190Fが生まれました。
フルスロットル190Fの特徴
田代プロのフルスロットル190Fへの印象は「引き感が非常に軽いので手首やリーリングだけでもコントロールできるほど操作のしやすいルアー」です。
なので、ノンストップジャークは継続してやり続けるので疲れてしまう釣りですが、190Fなら長く使い続けることができます。
当然、このフルスロットル190Fにも240Fと同じく”ジェットブースト”が搭載されているので、逆風や横風、フォローの風でもルアーがブレずにキレイに飛んでくれます。
また、ノンストップジャークは潮波の中や海が荒れた状況で使うことも多いですが、このフルスロットル190Fはそんな中でもエラーを起こしません。
フルスロットル240Fと190Fの使い分け
フルスロットル240FはPEライン10号や8号に太いリーダーを使用して、強いタックルで使用する場合に活躍してくれます。
もちろん、シイラやダツを捕食している場合やヒラマサのサイズが大きい場合にも240Fを使用します。
フルスロットル190Fは魚が捕食しているサイズが小さい場合に使用します。
ノンストップジャークを始めたきっかけ
田代プロが”ノンストップジャーク”をやり始めるきっかけとなったのが、従来のワンピッチワンジャークで魚が全く反応しない状況で、流していたルアーを早巻きで回収しました。すると、たまたま回収中のルアーに20kg近いヒラマサが喰ってきたそうです。
そこで、田代プロは「ワンピッチワンジャークじゃないアクションでも大型のヒラマサが喰ってくるんだ」と考えて、それからノンストップジャークをやるようになったそうです。
ノンストップジャークが有効なシチュエーション
田代プロは4年間ノンストップジャークをしていますが、まだはっきりとしたモノは分かっていないそうです。
しかし、魚のスイッチを入れてやるのに使うことが多いそうで、ヒラマサの捕食スイッチを入れて一気に海の中の活性を上げたい時に使用するそうです。
また、遠くに飛ばして広く探りたい場合や潮がすごく速い状況で使用します。
田代誠一郎 タックル
田代誠一郎 フルスロットル190F タックル
ロッド : オシアプラッガー フレックスドライブ S83H(シマノ)
リール : ツインパワーSW 14000XG(シマノ)
ライン : オシア8 8号(シマノ)+ナイロン 140lb
ルアー : オシア フルスロットル190F JETBOOST(シマノ)
田代誠一郎 フルスロットル240F タックル
ロッド : オシアプラッガー リミテッド S83H(シマノ)
リール : ツインパワーSW 14000XG(シマノ)
ライン : オシア8 10号(シマノ)+ナイロン 150lb
ルアー : オシア フルスロットル240F JETBOOST(シマノ)
オシアプラッガーフレックスドライブ S83H プロのインプレ
オシアプラッガーフレックスドライブ S83H
オシアプラッガーフレックスドライブ S83Hは、フルスロットル190Fを操作するのに適した低弾性のロッドです。
低弾性のロッドなのでよく曲がるのが特徴で、この特徴によってルアーの操作性や魚が掛かった時のファイトがやりやすいです。
また、低弾性のロッドですが、安定した飛距離と安定した精度を実現しています。
操作性
潮波が激しかったり、荒れた海では揺れた足場でルアーを操作するので、操作がやりにくいことが多いです。
しかし、このロッドは曲がってくれるので(ダイレクトにルアーに力が加わらない)安定したルアーアクションを出すことができます。
また、不意のバイトに対してもロッドが曲がってくれるので、アングラーが体勢を立て直しやすいのも特徴です。
組み合わせ
田代プロはこのロッドに『ツインパワーSW 14000XG』『オシア8 8号(シマノ)+ナイロン 140lb』を組み合わせて使用していました。
ツインパワーSW 14000XGは、インフィニティドライブが入っているので巻きが軽いのが特徴です。
なので、XGでも継続して巻き続けることができます。