湯川マサタカプロがエギのローテーション術を紹介!!
イカ釣り
イカ釣りというと夜釣りのイメージがありますが、デイゲームでもイカを狙うことが可能です。
日中に狙うのならばシャローをラン&ガンで活性の高いイカを狙うのがおすすめです。
シーズナルパターン
水温が下がる冬は深場の水温が安定するポイントを狙います。
春の産卵期には藻に産卵しにくるイカを狙います。
秋の高活性期には潮流の速いポイントを狙います。
エギのローテーション
イカは上記のように様々なポイントで釣ることができるので号数や重さ、フォールスピードといった違う種類のエギを使い分けることが重要です。
シチュエーションに合ったエギをセレクトすることでより釣果を伸ばすことができます。
喰わせの間
エギングでは止めて”喰わせの間”を作り出すのが重要です。
イカはアクション中に抱いてくることがほとんどなく、アクションした後に止めて待っている間に抱きに来ます。
なので、エギが素早くフォールするとイカがエギを喰うことができません。(ゆっくりフォールする方がイカが抱きやすいです。)
しかし、活性の高いイカは真っ直ぐ速くフォールするモノに反応を示します。(逆に活性の低いイカは水平にゆっくりフォールするモノに反応を示します。)
なので、素早くフォールするモノとゆっくりフォールするモノを使い分けることが重要です。
潮の状況
釣り人の中にはマズメの時間帯をやり切って終わる方がいますが、イカは潮のタイミングで釣れることが多いです。
では、その潮のタイミングがどこにあるのかというと、満潮と干潮の前後1.5時間から2時間ほどです。
なので、この時間帯になれば切れ藻の流れ方や潮目の出方を見て、変化点を探してイカを狙います。
ローテーションのタイミング
湯川プロはイカを釣り切ったと感じたらエギを変更するそうです。
例えば、ノーマルタイプのエギで攻めていたらラトル入りのエギに変更し、それでダメならフラッシュブーストに変更するなどします。
潮なじみ
エギは疑似餌なので、潮になじませないとイカは口を使ってくれません。(イカは違和感のあるモノに反応しないので、重すぎて速くフォールするモノや軽すぎてボトムが取れないモノには反応しません。)
なので、重さやシルエットの大きさを考えて、ボトムが取れて且つ速すぎないエギを選ぶことが大事です。
ディープタイプのエギ
ディープタイプのエギは風が吹いても底取りがやりやすいのが特徴です。
また、通常のエギと比べて沈むのが速いので、テンションを張った状態じゃないと喰わせの間を作り出しにくいです。
なので、シャクった後にラインテンションを張ってカーブフォールで喰わせの間を作り出します。
カラーパターン
湯川プロはナチュラル系・チャートのアピール系・ピンク&オレンジ系・ケイムラ系・グロー系・フラッシュブースト系の中からカラーをセレクトしています。
また、湯川プロはデイゲームをすることが多いので、アングラーから視認性のいいチャートのアピール系・ピンク&オレンジ系を選択することが多いそうです。
フラッシュブースト
フラッシュブーストが搭載されているエギは、止めた状態でも中の反射板がキラキラと光ってくれるので、よりリアルなベイトに近い演出をしてくれます。
湯川マサタカ タックル
湯川マサタカ シャローランガン タックル
ロッド : セフィア エクスチューン S92ML+(シマノ)
リール : 22ステラ C2500S(シマノ)
ライン : ピットブル8+ 0.6号(シマノ)+セフィア マスターフロロリーダー 3号(シマノ)
ルアー : セフィア クリンチ カエル跳びアッパーラトル 3.0号(シマノ)
湯川マサタカ シャローランガン タックル
ロッド : セフィアXR S86ML(シマノ)
リール : セフィアXR C3000S(シマノ)
ライン : ピットブル8+ 0.6号(シマノ)+セフィア マスターフロロリーダー 3号(シマノ)
ルアー : セフィア クリンチ ディープ フラッシュブースト 3.5号(シマノ)
セフィアクリンチシリーズ それぞれの特徴
セフィアクリンチシリーズ解説
『セフィアクリンチ エクスカウンター 3.5号』は沈下速度が標準のタイプで、大きくワイドにダートするのが特徴です。
『セフィア クリンチ カエル跳びアッパー 2.5号/3.0号』は、キレよく俊敏にダートするタイプで、素早く誘うことができます。
『セフィアクリンチ エクスカウンターラトル 3.5号/3.8号』と『セフィア クリンチ カエル跳びアッパーラトル 2.5号/3.0号』はラトルが入ったタイプです。
ノーマルタイプのエギで釣りきった後にラトル音でイカを誘うことができます。(春の産卵末期にはラトルに好反応を示してくれます。)
『セフィアクリンチ シャロー 3.5号』は、ゆっくりフォールするタイプで水深があっても底が取れる状況や藻場を攻める時、水深の浅い場所などで大型のイカや活性の低いイカを狙うのにおすすめです。
このセフィアクリンチ シャローにもラトル入りとラトルなしがラインナップされているので、活性に合わせて使い分けます。
『セフィアクリンチ フラッシュブースト2.5号/3.0号/3.5号』は、フラッシュブーストが装備されたアピール力があるタイプです。
フラッシュブーストが装備されているので、光量がある時間帯なら止めたままでもイカに抱かせることができます。
『セフィアクリンチ ディープ フラッシュブースト 』は潮の速い場所や水深が深くて底が取りづらい状況で活躍してくれるタイプです。
ウェイトがあるので遠投したい場合にもおすすめです。