ボトム攻略専用スプーン Tグラベルの使い方を紹介！！
Tグラベルの使い方
Tグラベルはボトム攻略専用スプーンなのでボトムで使用します。
まず、キャストしたらリールのベールを返して、ラインを張ったままボトムまでフォールさせます。
このようにラインを張った状態でフォールさせると、Tグラベルは水平フォールしてくれます。
着底したらゆっくりとリトリーブを開始します。（Tグラベルは浮き上がりにくい形状ですが、早く巻くと浮上してしまうので、ボトムを感じるくらいゆっくり巻きます。）
このリトリーブ時には、ラインとロッドに角度を付けて、アタリが合った場合はティップが入るようにします。
なので、使用するロッドはティップが柔らかくて喰い込みのいいロッドがおすすめです。
また、ボトムを攻略する釣りなので、使用するラインは感度のいいエステルラインがおすすめです。（フロロカーボンラインでもいいそうです。）
アタリがあった場合
アタリがあるとリーリングを止めてしまうことがありますが、止めてしまうと折角フックアップしかけたフックが口に残らないので、アタリがあってもリーリングを止めないことが重要です。
ボトムに沈殿物がある場合
ボトムに沈殿物や藻があってズル引きをすると、フックやスナップにゴミが引っかかる場合はシェイクをしながらリトリーブします。
シェイクすることで、ゴミがあまり付かないうえに沈殿物や藻の中でもスプーンがアピールしてくれます。
シェイクリトリーブ
シェイクの場合はズル引きに加えて、ロッドにアクションが加わります。
細かくシェイクを加えたい場合は、リトリーブ中に人差し指でロッドを叩いてティップを弾きます。
もう少しシェイクを加えたい場合は、手首でティップを揺すります。
デジ巻き
スプーンを持ち上げてフォールさせたい場合は”デジ巻き”がおすすめです。
瀧澤プロはフッキング率を上げるために細く刻むデジ巻きをしています。（デジ巻きの場合は巻く量によってステイ時間を変更させます。）
やり方は、まずロッドとラインを一直線にして、瞬時にアワセられるようにします。
そして、小刻みに一定のリズムでリールを回転させます。
ウェイトの使い分け
Tグラベルには1.7g、2.0g、2.8g、3.4gの4つのウェイトがラインナップされています。
簡単な使い分けとして、始めはボトムを取りやすい2.0gを使用します。
そして、慣れてきたら1.7gを使用します。（自重が軽い方がバイトの出方がハッキリするのでアタリが取りやすいです。）
沖のボトムを攻めたい場合や水深のある場所を攻める場合は2.8gと3.4gを使用します。
