トップチニング
トップチニング タックル
今回のトップチニングには8フィートのMLと小型のリールを使用していました。
昔は、張りのあるロッドでルアーを機敏にアクションさせるのが主流でしたが、最近はタックルもライト化しており、トップチニングをやる上で繊細なアクションが必要になってきました。
ガボッツ65やラザミンを使用する際は、7フィートから8フィートのLクラスの柔らかいロッドを使用するとより繊細にアプローチできます。
小原暁彦 トップチニング タックル
ロッド : Shibumi IS-80ML(ima)
リール : ヴァンキッシュ C2000SHG(シマノ)
ライン : FAMELL PE ジギング 0.6号(山豊テグス)+FAMELL フロロショックリーダー2号(山豊テグス)
ルアー : ガボッツ(ブルーブルー)
チニング 豆知識
・身を乗り出すと警戒心を与えてしまうので注意が必要。
・壁際にいるチヌは落ちてくるエサを待っていることが多く活性が高い。
・はっきりとしたアクションに反応が悪いときは、弱めのアクションで誘う。
・あまりチヌを寄せすぎるとアングラーに気付かれてしまうので注意が必要。
・ファイト中チヌは下に突っ込むので、ストラクチャーに巻かれないように注意が必要。
ガボッツの使い方と有効性
ガボッツは巻きの引き波で誘うのがベースで、警戒心が高まってポッパーに出にくい状況でも静かなアクションで誘うことができます。
また、ガボッツは流れがあたれば常に動いており、抵抗感を抜くことで強弱を変えることもできます。
ただ巻きからポッピング、そしてドッグウォークまで幅広いアクションで見切られやすいチヌをバイトまで持ちめるルアーです。
汎用性
ハイシーズンだと激しいポッピングやワイドなドッグウォークに反応することが多いですが、ピークを過ぎたシーズンや時合いじゃない場合は大人しいアクションに反応することが多いので、ガボッツのような変化に対応できるルアーが有効になります。
可変アクション
まずは、ハッキリとしたアクションでチヌを探します。
活性の高い魚はハッキリとしたアクションで寄ってきますが、寄って来ない場合は弱めのアクションで誘います。
こばっちチューン
渋くなった場合におすすめのチューンが、フロントフックを外してリアフックを10番から12番に変更するこばっちチューンです。
こうすることで浮力が上がり、浮き姿勢が立ち姿勢になるので、お辞儀するような優しいアクションを演出できます。