ja-do エンヴィシリーズの川バチパターンの使い方を紹介!!
バチ抜けパターン
新プロがバチ抜けパターンで重要視しているのが「レンジ」「スピード」「ルアーの姿勢」「泳ぎ方」の4つです。
この中の「ルアーの姿勢」は聞き慣れない言葉ですが、バチは基本的に水面に上がろうとしているので、斜め方向に上を向いて泳いでいます。
なので、テール下がりのスイム姿勢で水面に浮こうとするルアーが理想です。
このエンヴィは3サイズ展開されていますが、全てこのテール下がりのスイム姿勢を採用しています。
川バチ
春に出る川バチは、海バチに比べると泳ぐ機能が弱いのが特徴です。
なので、川の流れに乗ってただ流されていることが多いです。
そういった川バチパターンで使用するのが『エンヴィ105』で、このエンヴィ105はエンヴィシリーズの中で最も大人しい泳ぎをしてくれます。
新プロはエンヴィ105から125、95の順番でエンヴィをローテーションすることが多いそうです。
エンヴィ 使い方
基本的にはアップにアプローチします。
そして、ハンドルの回転を調整して、ラインが若干緩む程度のテンションをキープします。
また、キャスト時にフェザリングをすることによって、ルアーを水面直下から泳がせることが可能になります。
エンヴィ105の裏技
エンヴィ105はエンヴィシリーズの他のサイズに比べてナローなアクションが特徴です。
このナローアクションを利用して、激流の中をクロスにアプローチして、ルアーが上流を向いたままダウンに流すことができます。(ダウン方向に流してもエンヴィ105は暴れすぎないので自然な誘いが可能です。)
この動きは、バチが上を向いて流れて行く様をイミテートしています。
レンジキープ出来ない場合の対処法
流れが速くてルアーレンジが下がって来た場合は、一度リセットするといいそうです。(エンヴィはカップが設けられているのと縦姿勢によって、シャクると直ぐに水面まで顔を出してくれます。)
エンヴィ 105→125
エンヴィ105からエンヴィ125に変えるタイミングの代表的な例が太くて速い流れの場合です。(北上川や荒川など)
そういった場合にはエンヴィ125を使用します。
もちろん、125はシリーズの中で飛距離が出やすいモデルなので、ポイントが遠い場合にも非常に有利になります。
エンヴィ125の使い方
エンヴィ125も基本的にアップにキャストします。
エンヴィ125は105と比べて、ロッドに掛かる抵抗が強いので、その抵抗を感じながら105と同じくラインを少し弛ませた状態を維持します。
エンヴィ95の使い方
エンヴィ95はシリーズ中で最も細い動きをするモデルなので、思った以上にスローにリトリーブします。(エンヴィはカップが設けられているのでスローリトリーブでもアングラーに操作感を与えてくれます。)
また、海バチは水面に波紋を出しながらクイックな動きをするので、そういった場合には95を使用します。
ベイトが混在する場合
イナッコやサヨリが混在する場合は、スピードと波紋で誤魔化すことができるエンヴィ105か水を押して遠投が可能なエンヴィ125で使い分けます。
エンヴィ105で、イナッコがベイトの場合は速めのリトリーブで水面に波紋や引き波を出して存在をアピールさせます。
サヨリの場合は、緩急を付けたリトリーブでサヨリの動きをイミテートします。
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