稚鮎パターンをロンジン レビンシリーズで攻略!!
アユ
シーバスのメインベイトとして日本全域に生息している”アユ”。そんなアユには3つのパターンが存在しています。
それは「春の時期の稚鮎パターン」「夏の時期の若鮎パターン」「秋の時期の落ち鮎パターン」です。
春の稚鮎パターンは、3月半ばから6月頭ぐらいまでに存在するパターンで、3月半ばに遡上するアユは10cm以下の稚鮎が多く、5~6月になると10cmを越えた稚鮎も多くなってきます。
夏の若鮎パターンは、6月中旬から9月の頭ぐらいまで存在するパターンで、アユのサイズは12cm以上から25cmまでの大きさになります。
秋の落ち鮎パターンは、9月中旬以降から11月の中旬ぐらいまで存在しているパターンで、アユのサイズは最大で30cmになります。
稚鮎パターンのルアー選択
河口域などの水深のあるポイントでは、キックビートなどのバイブレーションがメインになることが多いです。
シャローエリアではレビンシリーズなどのシンキングペンシルがメインになります。
レビンシリーズの使い分け
表層を探る場合は『レビンミニ』『レビンライト』を使います。
この2つはレンジ的にはあまり変わりませんが、ルアーアクションやアピール力が多少違うので、状況に応じて選択します。
そして、レビンミニ・レビンライトよりも下のレンジを探る場合は『レビン 20g』を使用します。
それよりも深いレンジを探る場合は『レビンヘビー 28g』を使用します。
流れの強さ
シャローエリアでも流れの速い場所ではレビンミニ・レビンライトが流されてしまうので、そういう場合にはレビン 20gを使用します。
もし、レビン 20gでも流されすぎてしまう場合はレビンヘビー 28gを使用します。
基本的な使い方
稚鮎シーズンの場合は、基本的にレビンをアップクロスにキャストしません。
流れの正面に投げてダウンで探り、45°ぐらいの角度で帰ってくるように探ります。
なぜ、アップクロスにアプローチしないのかというと、稚鮎のシーズンはアユが元気なので、落ち鮎シーズンのように鮎が落ちたり、流されたりしません。
なので、クロスからダウンをメインにアプローチします。
カラー
稚鮎をメインで捕食しているシーバスは、目で追いかけて捕食する習性が強いです。
なので、レビンミニだったら”稚鮎カラー”がおすすめです。
ホロ的にアピールしたい場合は、縦ホロなどのホロのアピールの強いカラーがおすすめです。
それ以上にアピール力を上げたい場合はパール系カラー(ピンクヘッドやピンクチャートベリーなど)がおすすめです。
ただ、小堺篤司プロは笹濁りの中でもリアル系カラーをメインに使用しているそうです。
稚鮎パターンで意識すること
稚鮎を追っかけるシーバスは、先述したように目で追って捕食します。
なので、小堺プロはリトリーブ自体をストップさせない”ステディーリトリーブ”を意識しているそうです。
また、稚鮎パターンを朝マズメやデイゲームで楽しむ場合はトゥイッチやジャークをすることもあるそうですが、ナイトゲームで楽しむ場合はステディーリトリーブ(ファストリトリーブ、デッドスローリトリーブ)で誘います。