22 エクスセンスインフィニティ プロのインプレ
22エクスセンスインフィニティ
前作のエクスセンスインフィニティは”スパイラルXコア”&”ハイパワーX”を搭載した強靭なネジレ剛性のブランクスを搭載していました。
新たに発売される22エクスセンスインフィニティも前作と同じく強靭なネジレ剛性のブランクスを搭載し、ロッド全体をより一層ブラッシュアップして作られています。
調子
22エクスセンスインフィニティはグリップまでしなやかに曲がる”レギュラーテーパー”が採用されています。
グリップがしっかりと曲がる作りなので、キャスティング時にしっかりとロッド全体を曲げて、パワーをすべてキャストに転換することができます。
さらに、リリースポイントが広くなるので、キャスティングのミスが少なく飛距離も伸びます。
フォアグリップ
前作エクスセンスインフィニティはファグリップがEVAでしたが、今作22エクスセンスインフィニティはカーボン成形で作られています。
なので、振動伝達効率が高くなり、より一層感度が高まりました。
また、カーボン成形のファアグリップだと「滑るのでは?」と思えますが、しっかりと手に馴染むように作られています。
リアグリップ
(上が前作、下が22モデル)
カーボンモノコックグリップのリアグリップ形状も変更されています。
このような形状にすることによって中の共鳴する伝達率が向上しているので、リアグリップの感度も向上しています。
ガイド
22エクスセンスインフィニティには”フルXガイド”(スピニングモデルのみ)が搭載されています。
このようにフルXガイドにすることによって軽量化に成功。支点よりも前が軽くなるので感度もよくなっています。(スイング速度も速くなります。)
また、スムーズなライン放出のリールに合わせてガイドがセッティングされているので、ステラと非常にマッチします。
アクション
レギュラーテーパーはクイックではないイメージがありますが、シマノのブランクスは低入力時(トゥイッチなど)にはパリッとしているので、非常にアクションが付けやすくなっています。
それでいながら、フルキャスト時や魚とのファイト中など、加重がかかるとしなやかにロッドが曲がってくれます。